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お盆休みにはぜひ!!

             

私は暇さえ有れば、よく映画をDVD鑑賞するのですが

やはり一番のお気に入りは、松竹映画「男はつらいよ」シリーズです。

言わずと知れた、山田洋次監督の国民的人気映画であり

主演の渥美清さんは第1作の1969年~第48作の1995年までの26年間

“寅さん”を演じ続けました。

主題歌のイントロで「・・・私生まれも育ちも葛飾柴又であります・・・」から始まる

お馴染みのセリフは有名ですね。

 

以前ブログのなかで、ランキングについて少し触れておりましたが

やはり、48作品の中から絞り込むのは大変困難でした・・・(汗)

期待されていた方ごめんなさい!!

そこで!今回は同シリーズの中から関西地区を舞台とした、オススメ作品をご紹介させて頂きます。

 

先ずは・・・

寅さん④
第17作 「寅次郎夕焼け小焼け」ロケ地:兵庫県 龍野市(現たつの市)

この作品は、キャスティングがそうそうたる顔ぶれです。

日本画の大家である池ノ内青観(宇野重吉さん)と、そのかつての恋人である

志乃(岡田嘉子さん)が数十年ぶりの再会を果たしたシーンでは名セリフが有ります。

個人的にはシリーズの中で一番好きなシーンかもしれません。

一方で、マドンナ役の龍野芸者ぼたん(太地喜和子さん)の存在感も抜群です。

寅さんとの掛け合いは見応え十分であり、「シリーズ最高マドンナ」と呼び声が高い

あの“リリー”にも匹敵する程の、息ピッタリな演技に注目です!

 

 

続きまして・・・

寅さん⑤

第27作「浪速の恋の寅次郎」ロケ地:大阪市(新世界・宗衛門町) 東大阪市(石切劔箭神社)

 

共演マドンナに観点を置くと、浜田ふみ(松坂慶子さん)は10数年観てきて不動のNo.1です!

20代と思えない大人びた雰囲気は魅力的ですが、家族の突然の訃報にも気丈に耐え続けた

ふみが寅さんの膝に身を委ねて泣き崩れるあの名シーンは

何度観ても色褪せません・・・(泣)⇒お前が泣いてどうすんねん!!

 

 

最後は・・・

寅さん③

 

第29作 「寅次郎あじさいの恋」ロケ地:京都市 丹後伊根

 

京都の街並みや丹後半島の綺麗な景色を楽しめるこの作品は

珍しくも、マドンナに好意を抱かれてしまい

積極的なアタックを受ける寅さんのドギマギする姿を見て、笑わずにはいられません。(笑)

それにしても、かがり(いしだあゆみさん)の典型的な薄幸美人っぷりには脱帽です。

「この役を演じさせたらこの方の右に出る者はいないのでは?」と思えるくらい見事に好演されています。

人間国宝の陶芸家・加納作次郎(片岡仁左衛門さん)と寅さんの立場を超えた友情にもぜひ、注目して下さい!

 

※写真の生地は劇中の衣装をイメージして並べてみました。

往年のファンの方、ご注文お待ちしております。

 

今回ご紹介させて頂いた3作品は、シリーズの中でも特にストーリー展開がスムーズですので

あまり鑑賞された事がない方でも、気軽に寅さんワールドを堪能できると思います。

 

お盆休みを利用して帰郷される方

単身赴任等で、久しぶりに帰省される方

お仕事がご多忙で、普段ご家族と時間が作れない方

 

連休の過ごし方は様々かもしれませんが

ご自宅でゆっくり団欒される際は、“寅さん”をご鑑賞されてみてはいかがでしょうか。

 

大阪店/長澤

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