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塹壕に潜らなくても、潜っても(前篇)。

             

トレンチコートにお馴染みでない方の印象は、「何か大げさじゃないの」「私にはハードルが高い」「石原軍団みたい!(盛り土レスじゃない方。弟)」ですとか、総じて、私にはちょっと・・・。と言う諸々の声が聞こえて来ることがあります。しかし、格好は良いからでしょうか。だからこそ、大手や老舗のメーカーがデザイン風だけを残し簡略化したファッション・トレンチコートを毎年の様にリリースしています。

延いてはレディスのショート・トレンチ、それに似た細身のメンズ。街でたくさん見かけるのは御存知の通りです。

誕生して100年以上が経ち、由来や実用機能を知らずに着ている方が多いのも当然です。

詳しい人なら御存知の「トレンチブック」や専門書などお持ちの方には釈迦に説法ですけれども、実用性に感銘を受けたところを軽くおさらいさせていただきます。(本店 川部)

馴染みある襟元を開いた着方。

馴染みある襟元を開いた着方。

襟元、肩口のストームフラップを閉じれば言葉通り風雨激しい嵐に巻かれても、 帽子を組み合わせれば傘がなくても活動しやすいところも軍服由来ならでは。

襟元、肩口のストームフラップを閉じれば、言葉通り風雨激しい嵐に巻かれても、 帽子を組み合わせれば傘がなくても、活動しやすいところは軍服由来ならでは。

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Bespoke Tailor batak.