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冬にはフランネルが、良く似合う(1)。

             

一般的なスーツ地といえば、ウーステッドと呼んでいる梳毛毛織。一方、スーツ地としては定番ながらマイナーな存在といえるのが紡毛毛織り(ツイードと同じカテゴリー)のフランネルです。同服地を得意としているミルはいくつかありますが、やはり何と言っても横綱クラスに位置づけられるのが、英「フォックス・ブラザーズ」ということで異論なし。「フランネルの代名詞」という評価はまんざら宣伝文句だけではないようです。

同服地の魅力は経年変化。着込むほどに味わいが増すと形容されている通り、仕立てたばかりでは滑らかさが勝って、ソフトさが際立つのですが、洗濯を繰り返すうちに織り目が詰まり、服地にコシが出てきます。もちろん、独特な弾力性は維持したまま。また、安価なフランネルにありがちなヒザが出たり、ヒジが出たりすることはありません。お値段は張りますが、それだけの価値はございます。

中でも、「ロンドン・ラウンジ」と命名された同社のコレクションは特別なラムズ・ウールを使った超ヘビーな510gというウエイト。現代では古着でしか見かけないようなアーカイブらしい大柄の服地を取り揃えています。ドレープ・カットのスーツ、チェスターフィールド・コートでのお仕立てがオススメです。全店でお取扱いしております。なお、価格についてはお電話か店頭にてお問合せください。(本店 長谷川)

グレイの大柄グレンチェック

グレイのグレンチェック

glenncheck_fox

グレイのグレンチェック

オールドファッションドなチョークストライプ

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ダイヤゴナル

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グレイベージュ

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