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なぜ、スーツの色数は少ないのか?

ビジネス・スーツと言えば、ネイビーかグレイがやはり定番ですね。この2色を選んでおけばまずは間違いない。加えて流行やTPOに左右されにくいので、「いつでも・どこでも・ながく」着ることができるのです。だから、投資に見合うリターンを考えたとき、他の色柄に比べて優れていることはお判りいただけるでしょう。ならば「スーツの色柄は少ない」ということになるのですが、あの厚いバンチ(生地見本帖)を見てもお判りのように、多様な色柄バリエーションが揃えられているわけです。一見、グレイに見えてブルーが入った単色柄。一見、単色に見えながら実は細かい杉綾模様が入った柄。ストライプでも、ラインが控え目な柄など。そうです、「スーツの色柄は少ない」のではなく、柄モノなのに単色に見える、あるいはネイビーやグレイに色目を加えて調整することによって、色柄の幅が小さく見せているのが実情なのです。なぜ、そんなバリエーションにするのかと疑問に思うかもしれませんが、そこが一流の人たちが辿り着いた趣味性とでも言うのでしょうか、「無趣味に近い、良い趣味」なのです。わずかな色柄の工夫に「粋」を表現し、差違感に満足を覚える心憎いセンスなのでしょう。それに応えてミルやマーチャントではネイビーやグレイベースの微細なバリエーションを充実させているのです。今回は、ネイビーやグレイのビジネス・スーツは何着も仕立てた、もっと別の色柄を試したいというお客さまにオススメしたい服地を選んでみました。すべて、ヴィンテージ・クオリティの「バタク・クロス」、スーパー100‘s/300gからのピックアップです。

ブルーグレイ シャークスキン

英国では‘80年代頃に多くのマーチャントが手掛けていた色柄です。一般的には流通していない色目ですが、初めてご覧になる方でも違和感なく、ネイビーやグレイと同じ感覚で着用いただけます。

王道のヘリンボーン柄でミディアムより少しダークな色目です。

ネイビー ヘリンボーン

ダークネイビーを基調としたヘリンボーン柄。ビジネスにもフォーマルでもお使いいただけます。

ネイビー  ペンシルストライプ

スーツは単色か、柄があってもシャドウまで。ストライプ柄は少し抵抗があるという方に、是非ともトライしていただきたい服地です。柄が控え目で、落ち着いた雰囲気です。

ネイビー ピンストライプ

ペンシルストライプよりはやや柄が際立つトーン。ベースの色目はダークネイビーです。

ライトグレー グレンチェック

色目と柄はグレンチェックの王道。サック・カットでもドレイプ・カットでもよく似合います。

ダークグレイ シャドーグレンチェック

着用している人にしか分からない、見た目には無地感覚の服地です。

ブルーグレー  シャドー  グレンチェック

着用している人にしか分からない、見た目には無地感覚の服地です。

 

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