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本店リニューアル(1)「試作仕立て服」、お売りします。

先月よりリニューアルオープンしました「バタク ハウス・カット」本店。外観や内装を見ても変化に気づかない方も多いかもしれません。そこで、どこが新しくなったのかをお話ししたいと思います。まずは、棚に並んだスーツにご注目ください。ビスポーク・テーラーであるはずの当店に既製のスーツが並ぶことはありません。もちろん、採寸時に着ていただくゲージとも違います。何しろサイズはワンサイズに近い品揃え(基本36〜38サイズ)ですから。では、1階の棚にディスプレイされたスーツおよびジャケットは何か。実はすべて、カットや服地の仕立て映え、縫いのテンションなどを研究するために、モデリストの中寺が直接手がけた試作品なのです。すなわち、わずかな例外を除いてほぼすべてが1点モノ。服地は「ゴールデン・ベイル」やヴィンテージの「スーパー・ブリオ」などの超一流品。こうしたR&D(研究開発)におけるビスポーク品質の「試作仕立て服」を販売しようという試み。それが今回の本店リニューアルの狙いのひとつでした。店頭にて現品を見ていただければ、1930年代の古着を忠実に再現したクラシック・スーツのカットや、1950年代、1960年代当時のメンズモードの先端をゆくモダン・スーツの解析過程などがソコ・ココに発見できるかもしれません。ちなみにサイズが合えば、非常にお得なお買い物になることは間違いありません。いかがですか。なお、裾丈や裄丈のサイズ修理も別途料金にて承ります。