かつてロンドンのメイフェアに新興勢力のテーラーが林立しましたが、その多くはイタリアン・インフルエンスのカットを得意としていました。逆にイタリアには英国志向の服地マーチャントが際立った時代もありました。伊「シュミッツアー&ロンバルド」社はその顕著な例で、英国の織り屋に大量の服地を特別注文していました。今回は倉庫の移転にともない、伊「シュミッツアー&ロンバルド」社が英「マーチン&サンズ」に織らせた冬物服地を蔵出しします。英国製なのに、ちょっと艶っぽい。不思議な服地です。
ブルーのグレンチェック、ウエイト430g、2ピース分1点のみ