「セレクトショップ」という小売業態を指し示す言葉が使われ始めてから大分立ちます。店主や仕入担当の、センスや情報網で斬新な品揃えをしているお店、と言えばいいのでしょうか。しかし、「セレクトショップ」という言い方はちょっと変だな、と思われている方も多いのではないでしょうか。メーカーの直営店を除けば商品を「セレクト」していないお店などない、からです。考えてみれば、新しい流通形態のようなふれ込みですが、欧米の歴史のあるデパートはもちろん、あのへミングウエイがアウターウエアをオーダーしていた旧アバークロンビー＆フィッチ、日本ではアウトドアムーヴメントの草分けでもあったスポーツトレインも濃厚なセレクトショップだったことは事情通ならご存知の通り。実は、私たちビスポーク・テーラー「バタク」もセレクトショップと名乗っても差し支えない「セレクト機能」を持ち合わせています。店頭品揃えの服地、世界中から集めたシャツ生地、希少なカフリングス、デッドストックの1点モノ服地・・・。すべて、目利きのスタッフがセレクトし、店頭に品揃えしています。その腕前は商品のカテゴリーが限定されているため“半端ではありません”。たとえば、2019新作のネクタイ。今回、目利きのスタッフが買い付けてまいりました。オーソドクスな新柄のペイズリー。そして、ツイード似合わせる明るい色気の無地柄。すでに店頭に並んでおりますので、お近くにお出かけの際はふらっとお立ち寄りください。

各￥13,000（税別）

各￥13,000（税別）