夏のモヘア服地と言えば、真っ先に名前が上がるのが (仏)ドーメルの「スーパーブリオⓇ」です。誕生から約60年以上が経った今でも揺るぎない地位を確立していることは凄いことです。今では多くの生地メーカーが高混率のモヘア服地を出していますが、当時の「スーパーブリオⓇ」を超えるものは無いと断言できます。なぜでしょう?一言でいうと、このクオリティはどこも真似できないということです。最高級のキッドモヘアをフライヤー紡績で時間をかけて丹念に織り上げることで絶妙なハリとコシを持たせています。一般的にモヘア服地の特徴を表す際に「シャリ感」という言葉を使うことがありますが、「スーパーブリオⓇ」はコシが強いため「もちもち感」という言葉を使います。(←私だけ?) コシが強いということは弾力性に優れているのでシワに強く、仕立てた際に美しいドレープ感を生みます。さて、今回ご紹介する「スーパーブリオⓇ」は貴重な当時のオリジナルです。復刻版ではありません。しかも日常で使いやすいお色柄となっています。着分のみとなりますのでこの機会にご検討ください。こちらの服地はバタク大阪での取り扱いとなります。(バタク大阪 工藤)
■ヴィンテージ・ドーメル「スーパーブリオⓇ」ダークネイビー/シャドーストライプ 250g
追伸、今更過ぎて恥ずかしいくらいですが「ボヘミアン・ラプソディ」見てきました。公開からずいぶん経過しているにも関わらず平日でもほぼ満席なのには驚きました、すごい人気ですね。感想ですが、純粋に面白い映画だと思いました。でも終始フレディの前歯が気になって、、、あれはちょっと誇張しすぎでしょ(笑)