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ドレープ・スーツ、お仕立て上がりのご紹介。

今回はバタク大阪よりお客様のお仕立て上がりのご紹介です。お仕立ての際に参考にしていただければ幸いです。まずはヴィンテージ「ウエイン・シール」の《CASHANOVA》でお仕立ていただいた2ピース・スーツです。ラムズ・ゴールデンベイル75%、カシミア25%という最上級の服地でお仕立ていただきました。しっとりと滑らかな生地感はいつまでも触っていたくなるほどです。さりげないピークドラペル仕様も好印象です。


続いてはヴィンテージ「H.レッサー&サンズ」のネイビー/シャドー・グレンチェックでお仕立ていただいた2ピース・スーツです。”見つけたら即買え!”と言われるほど高い人気を誇るヴィンテージの「H.レッサー&サンズ」ですが、このように実用的に使える色柄の生地が見つかるのは稀。品質も雰囲気も秀逸です。もちもちした弾力性のある生地感はストレス・フリーの着用感を生みます。


最後はヴィンテージ「ドーメル」のホームスパンでお仕立ていただいた3ピース・スーツです。ヴィンテージの中でも同社のホームスパンは珍しく、色合いも絶妙なグレイです。同社のホームスパンは現行でも展開していますが、洗練された都会的なホームスパンになります。こちらは現行とは真逆の粗野な風合いがこの上ない魅力のホームスパンなのです。着用を重ねることでさらに雰囲気が増します。


今回ご紹介した3着はすべてバタク・オリジナルのドレープ・カットでお仕立ていただいたスーツです。ドレープ・スーツの魅力は着る人を格上げし、着る人の魅力を倍加することにあるのです。(バタク大阪 工藤)