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バタク大阪よりステイホーム便り。

大変な状況が続いていますが、皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。現在、バタクでは全店臨時休業とさせていただいており、ご不便をおかけしておりますが、一日も早く皆様と再会してスーツやジャケット、様々な服地、はたまたコーディネイトやライフスタイル諸々のお話ができますことを毎日心待ちにしております。さて、まもなくステイホームも1カ月を迎えようとしていますが、私はウォーキングにハマってしまいました。最初はジョギングも考えたのですが、三日坊主になることは分かっていましたので、ハードルを下げてウォーキングにしたのでした。毎日1万歩以上と決めて始めたのですが、これがまったく苦にならず、気分の良い日は2万歩を超えることもあります。もともと歩くことは嫌いではなかったので性に合っていたのでしょう。しかし、マスクをして歩ていますのでマスクから上が日焼けしてしまい、ちょっと困ったことになっています(笑)。そして、この機会に見逃していた映画を見たりしているのですが、先日見た「グリーンブック」(2018/米)は良かったですねぇ(しみじみ)。アカデミー賞作品賞を受賞した作品なのでご覧になった方も多いのではないでしょうか。人種差別を扱った作品なのでシリアスな物語かと思いきや、重たくなりすぎず、いい塩梅にユーモアもあり、テンポよく物語が進むおかげでラストまであっという間でした。ズバリ言って既視感のある設定と物語なのですが、主演のヴィゴ・モーテンセンとマハーシャラ・アリの演技が素晴らしく、結末はお約束の予定調和だと分かりきっているにも関わらず、ぐいぐい引き込まれました。「いい映画を見たなぁ」と思わせてくれただけで大満足なのでした。とは言え、思い返すと当時の不条理な人種差別に胸が痛みます。クリスマスが近づいた頃にもう一度見たいと思います。(←訳は見れば分かります) 最後になりましたが、くれぐれもご自愛くださいませ。そして、皆様と周りの大切な方々のご健康を心よりお祈り申し上げます。(バタク大阪 工藤)