気がつけば8月に入ってしまいましたが、コロナ禍のおかげでメリハリのない時の経ち方にとまどうペリカン、といった感じの今年の夏なのですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。経験したことのないこのような状況の中で、できること、楽しめることはなんだろう?と模索する毎日です。私事ですが、夏なのに閉塞感があるなんて面白くない!と思い立ったが吉日、よし!面白い生地でスーツを仕立てよう、と前々から頭にあったツイードで3ピースを仕立てることにしました。私が選んだのは英「ラバット・ミル」の “カークトン” よりコチラの生地です。
「ラバット・ミル」のコレクション・バンチ “カークトン” は毎シーズン人気のツイード・バンチになります。これまでお客様のお仕立て上がりをかなりの着数見てきましたが、安定感がバツグンなのです。色味も雰囲気もカントリーテイストなものから都会的なアーバンテイストなものまで幅広くコレクションしており、日常使いに適したウエイト500gなことも魅力のひとつです。私が選んだのはグレイのグレンチェックにブルーのオーバーペンというクラシックな色柄になります。ウーステッドのスーツ地では当たり前のように見かける色柄ですが、ツイードのような紡毛になると一味違った見え方になるはずです。いろいろと想像力を掻き立てられますね。単純ですが一気に閉塞感を打破した気持ちになります(笑)。でもこんな社会情勢ですからそれも大事なことなのです。店頭には秋冬生地が充実していますので、お気軽にお問い合わせください。(バタク大阪 工藤)