襟型の数だけ、お客様の個性が引き立ちます。
ロンドンやパリの老舗シャツ・テーラーの多くは、シャツ専門の店からスーツやネクタイなどへと業容を拡大してきた点が特徴的です。「バタク」はと言うと、彼らとは違いビスポーク・テーラーの視点からシャツを捉えています。つまり、スー …
ロンドンやパリの老舗シャツ・テーラーの多くは、シャツ専門の店からスーツやネクタイなどへと業容を拡大してきた点が特徴的です。「バタク」はと言うと、彼らとは違いビスポーク・テーラーの視点からシャツを捉えています。つまり、スー …
仕事着のカジュアル化が進む中、”スーツ離れ”と言われるようになって久しいわけですが、これが世の中の流れですので、悲観的に捉えるつもりはありません。すでにスーツは嗜好品として進化(深化)している過程 …
リネンのスーツにこだわりを持つ人にとって、重いウエイトのアイリッシュ・リネンで仕立てることは常識の範囲内でしょう。地中海やカリブ海などの避寒地で着る400g/m台のリネンで仕立てたスーツの凛とした風情は、貴族的とも言える …
それほど強い思い入れがあって購入した訳ではないのに、実際に使用していくうちにその製品が持つ真の魅力に気づいて、今では生活に欠かせない存在になっている・・・といったアイテムを誰もがお持ちではないでしょうか。そんな良い意味で …
男性衣服の文化的な存在と言える、「カフリンクス」。欧州・北米ではコレクターズ・アイテムになるほど膨大な数が流通しています。しかし、近年ではモード系や主張の強いデザインが増え、アイテム自体の需要の関係からクラシックで控え目 …
モヘア服地の代名詞といえば、ドーメル社の「トニック」や「スーパーブリオ」を思い浮かべる方が多いと思います。バタクでもヴィンテージの「トニック」や「スーパーブリオ」を取り扱う機会が多いこともあり、その品質の素晴らしさを熟知 …
ヴィンテージ服地と言っても手放しで賞賛できるものとは限りません。ヴィンテージ服地の多くは時流にそぐわない服地だったり、商品管理上の不手際で品質に問題があったり、中にはあきらかに商品設計を誤ってしまったような“死に在庫もや …
私自身の話ですが、数年前よりカーキ系のスーツを検討しておりました。服地はモヘア混、または平織りと決めていたのですが、ついに理想とする平織りのカーキが見つかりましたので、今回はその服地をご紹介します。私が選んだのは『フォッ …
ポケットチーフの挿し方として「パフ」ほどクラシックで優雅なスタイルはありません。起源を辿れば中世の典雅な時代に流行したそうですが、そんなヒストリーを他所に今の時代を生き抜いている華麗な服装品のひとつです。かつては鼻をかむ …