これまでもブログでネイビーブレザーの利便性と必要性についてご提案してきましたが、今回は正統派でありながら特異なネイビーブレザー服地をご紹介します。服地は春夏に適したハイツイストのメッシュです。しかし、目を凝らして近くで見るとシャドーのグレンチェックという “技あり” なテクスチャーなのです。メッシュ特有の目の粗さにグレンチェックの織柄が上手く溶け込んでいるため、実際の目視だと無地のネイビーにしか見えません。無地が主流のメッシュ服地でこのようなテキスタイルは見たことがありません。丁度、春夏に着用するネイビーブレザーが欠品中でしたので迷わず仕立てることにしました。私の仕立て上がりはまた後日にご紹介させていただきます。ちなみにアンコン仕立てです。今年の夏は厳しい暑さに加えて、長い夏になりそうです。とは言え、ある程度の歳になると上衣が必要な機会が増えてきます。そこで、万能選手であるネイビーブレザーが大活躍というわけです。(バタク大阪 工藤)
生地:フォックス・ブラザーズ ネイビーメッシュ/グレンチェック
品質:ウール100% 320-350g
価格:ジャケット ¥217,800~