ダイバーシティ(Diversity)の時代と言われて久しいですが、ブログをご覧の皆さまも価値観の多様化を感じていらっしゃることと思います。私自身もこの数年で明らかに変化したことを実感しています。しかし、その一方でテーラーとしてお客様に接していると、専門化(または特化)を望まれるお客様が増えているように感じます。つまり、ファッションは多様化(多様性)の時代ですが、スーツ・スタイルはクラシックかつ本質的なものへの回帰志向が強くなっていると思うのです。見方を変えれば、多様化がもたらした嗜好性の特化とも言えます。自分自身のスタイルを確立したい、スタイルを確立した、というお客様が増えることは素晴らしいことです。スタイルの基盤となるのはパターン(型紙)と服地選びです。そこで、これから仕立てて初秋から着用できるお勧めのスーツ地をご紹介します。クラシックかつベーシックな色柄を揃えましたので、アンダーステイトメントに、そしてシックに着用していただければと思います。どれも夏と冬を除く季節に着用可能な合い物のスーツ地となります。(バタク大阪 工藤)
▼とても美しく色気のあるネイビー。手触りも滑らかでエレガントなスーツに仕上がります。
生地：テーラー＆ロッジ ネイビー
品質：ウール100％ 280g
価格：スーツ ￥198,000～
▼クラシックな色柄のダークブラウンはダブルブレスト、または3ピースがおススメ。
生地：ウィリアム・ハルステッド ブラウン・ヘリンボーン
品質：ウール100％ 260-280g
価格：スーツ ￥176,000～
▼落ち着いて品のあるカラード・ストライプ。ビジネス・スーツにおススメ。
生地：ダグデール・ブラザーズ チャコール・ピンストライプ
品質：ウール100％ 260g
価格：スーツ ￥176,000～
▼1着は持っておきたいシャドー・グレンチェックのスーツ。
生地：ハリソンズ シャドー・グレンチェック
品質：ウール100％ 280-300g
価格：スーツ ￥179,300～
