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扱っております、ディタッチャブル・カラー。

先日、お客様と話していた時、1920年代のスーツが話題に上がりました。そう言えば、映画「炎のランナー」も20年代初期のスタイルだったことを思い出し、DVDを久しぶりに見直してみて印象深かったのが、着脱できるシャツ襟「ディタッチャブル・カラー」です。映画ではこれでもか、というくらいに出演者(ケンブリッジ大學の陸上選手他)の襟という襟は「ディタッチャブル・カラー」が登場します。スタッド(金具)で取り付ける凝った仕組みはお洒落さを倍加させるツールとして現代にも存分に通用しそうです。フォーマル・ウエアの場面では現代でも本格的なスタイルとして着用されていますが、シャツをオーダーされるのなら、フォーマル以外のクラシックなシャツ・スタイルとして、スペア・カラーもキープしておきたいものです。スタッド、襟型等は店頭スタッフにお問い合わせください。東京都内でこのディタッチャブル・カラーの注文を受けている店は数少ないと思われます。ご用命の際はぜひお問い合わせください。(バタク日比谷 長谷川)

1920年代頃はディタッチャブル・カラーが大流行でした。写真は映画「炎のランナー」より。

※1981年アカデミー賞作品賞受賞

トップボタンがスタッドであることがわかります。