靴や鞄などに代表される英国製の革製品の魅力は、使い込むほどに味わいを増し、メンテナンスを繰り返しながら長く使うことで愛着が深まっていくことです。まさに今の時代に相応しいサステナブルな製品と言えるわけですが、「ラヴァット・ミル」のツイードにも全くもって同じことが言えるのです。スタッフ愛用の「ラヴァット・ミル」で仕立てたツイードジャケットは12年目を迎えました。国内のみならず渡航先のロンドンをはじめ色々な国と環境でハードに着用してきたジャケットは味わい深く経年変化しております。使い倒す勢いで着用してきたため裏地が裂けたことも一度ではありません。その都度メンテナンスを行うことでスタッフ自身のアイデンティティと呼べるまで育ったツイードジャケットを見て、率直に同じものが欲しいと思われたお客様がいらっしゃいます。そして、即断で同じ生地でご注文をいただきました。この真新しいツイードジャケットがこれからどう育つのかお客様と一緒に楽しみたいと思います。


