batak Concept

ー batakの服づくりとは

中寺:オーダー・スーツとしての価値は、モノとして評価されるものではなく、あくまでも「お客様が着用された時の見え方」として評価されるものだと思っています。ですから、私たちは単に高級なスーツをつくり上げるという意識で作業に取り組んでいるわけではありません。人それぞれの雰囲気、人それぞれによって違う個性や生業をしっかり見極め、「お客様にとって似合う」、「お客様を輝かせる」一着をおつくりすることこそが私どもの仕事であると考えています。これは、サロンで手がける最上級のお仕立てはもちろん、お求めになりやすいオーダーに至るまで、首尾一貫しているコンセプトです。

ー batak House Cutの役割とは

中寺:テーラード・ウェアを通じて、お客様のキャラクターが引き立ち、男としての魅力が倍加すること。こうした私どものビスポークが目指す価値を「もっと幅広い方々に体験してもらいたい」、という想いから誕生したのが「バタク ハウス・カット」です。私どものビスポークに注いでいるキャラクターの輝かせ方から始まり、カッティングの技、手縫いの技術、立体的なプロポーションの作り方などをスポイルすることなく、いかにしてビジネスマンにとって現実的な価格で提供できるか—。いかにして働く男性たちのリアル・クローズとして着用してもらうか—。「バタク ハウス・カット」の追求テーマがそこにあります。

ー 解決の糸口は何か

中寺:自らが課した課題と向かい合う日々。それを解決するための終わりのない試行錯誤。やはり、すべてを解決してくれるのはお客様の存在です。だからこそ、ビスポークの原理原則でもある先達達の知恵を踏襲しながら、お客様と語らい、ときには職人たちを交えながら議論しています。その過程で導き出されたものが、「純粋なビスポーク」、「スタイルを決めたビスポーク」、「簡素化したビスポーク」というお客様のニーズと予算を汲み取った3種類のビスポーク・オーダーメニューです。この選択できるオーダー・スタイルによって、日々のリアル・クローズとしてのスーツから、誂えることの楽しさを享受するスーツまでをご提供することで、高水準のテーラー・メイド品質を維持しながら、より多くのお客様にオーダーの醍醐味をお届けいたします。

batak 日比谷