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野尻 芳英氏

Yoshifusa Nojiri

きわめてオーディナリーであること。
30年近く、中寺さんと付き合いながら試行錯誤を繰り返してきて、ようやく自分なりのビスポーク・スタイルが見えてきた気がします。それがどういうものなのかを一言でいうと、自分にとっての「適正なフィットと完璧なバランス」であると考えています。いわば、辿り着いた境地みたいなものかもしれません。英国調だとか、アメリカ調といった規定のテイストが当てはまるものではありません。際立つような雰囲気がなく、不協和音もまったくなく、どこにも主張がない。それこそが最終的に「究極のバランス」だと思っているんです。
野尻 芳英氏 Mr. Yoshifusa Nojiri |広告業界から週末喫茶店主を経て引退。読書三昧、歌舞伎三昧、映画三昧の日々。月に数度はスーツで会食。祖父、大佛次郎の作品の普及に情熱を燃やす。