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なぜ目利きのお客さまはこの服地を選ぶのか。

2017年06月02日

ポーラやモヘア混、さらにはメッシュ、リネンといったところが夏場の主な服地ですが、30代のビジネスマンが選ぶとしたらどれが最適か・・・。スーツを知っている目利きの方は「バタク・クロス ハイツイスト(強撚糸織り)」を選びます。なぜなのでしょうか。強撚糸で織った平織りの服地は、通気性が良く、吸湿性・放湿性に優れていいます。その上、強撚糸ですので膝ヌケやシワの復元性にも十分な機能を発揮します。

30代で起業に係わられたようなお客さまは、夏場でもスーツを脱ぎません。重要なポストに就かれていることと、会われる相手が年上の役員や社長ですので、失礼のないように上着を常に着用するよう習慣づけています。アスリートのように動き回り、バリバリ仕事をする世代にとって、機能性とコストパフォーマンスに優れる強撚糸の平織り服地は最適な選択と断言できるのです。

「バタク・クロス ハイツイスト(強撚糸織り)」にはそんな夏場の機能以外にも、注目したい特性があります。それは、ドレープに優れる点です。ドレープとは一般に布地がつくり出す柔らかなヒダのことです。胸板などを大きく採って、服地を余らせ布のヒダを作り出す仕立て技術を指してドレープと言っています。強撚糸の場合、糸の密度が高くなるため、布自体の重さが増し、下へとドレープする作用が強くなります。つまり、「バタク・クロス ハイツイスト(強撚糸織り)」は、薄くて軽い夏場のカリッとした服地でありながら、ドレープに優れているのです。

では、ドレープが作れると何がいいのでしょうか。抽象的で申し訳ありませんが、舞台の緞帳(幕)を想い起こしてください。あの裾に向かって出現するヒダを見ていると、豪奢な雰囲気を感じませんか。布をたっぷり使える贅沢感がそんな気分にさせているのでしょうか。同じ製法で英国のミルがこの品質の服地を織ったとしましょう。おそらく、3倍以上のプライスを付けてくることは間違いありません。

[服地名称および仕様]

オールウール 2プライ   平織りハイツイスト ウエイト255g

[価格]

ハウス・カット2ピーススーツお仕立て¥80,000

ハウス・カットマスター2ピーススーツお仕立て¥96,000

ビスポーク・スタイルド2ピーススーツお仕立て¥170,000

※価格表示はすべて税別です。

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