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長澤はこう着る。秋冬のバタク・サック。

2017年12月04日

つい最近ですが、ライトグレーのサックスーツを仕立ててみました。

服地はヘビー・ウェイトのシャークスキンです。我ながら「よく似合うね~」と心の中でニヤついてます(笑)。もうすかっりお気に入りになってしまいました。(相変わらずのシネマ風スタイル) この一着は秋冬のワードローブのエース格と言ってもオーバーではありません。それもそのはず、シャークスキンのスーツは実に使い勝手が良いのです。見た目はこの上なく普通であり、アンダーステイトメントな雰囲気に仕上がります。そしてハリのある生地感がシルエットを綺麗に形成してくれるのです。もちろん皺にも強い服地ですので、ヘビーユースにはもってこいですよ。当店ではオリジナル展開の<バタク・クロス>をはじめ、様々なシャークスキンをご用意しております。お仕立てをご検討中の方、まずはお気軽にご相談くださいませ。(大阪店 長澤)

PS:映画「秋日和」(配給元:松竹/1960年公開)の佐分利信、北竜二、佐田啓二のグレースーツ姿は必見です。(中村伸郎の茶系のスーツ姿も渋いです。)流石にサイジングは当時の畳文化に合わせたバランスですので決しておすすめできませんが、みんな最初から最後まで“良い大人”の佇まいが滲み出ています。特に丸の内の企業の重役(東大出身)を演じる佐分利信は画面を通して知性や人となりが伝わります。会社のお昼休みなんかには、原節子や司葉子にうなぎをサラッとごちそうしちゃうあの余裕が良いんですよね~。パイプを片手に「まぁお食べになって」とか言ってもなかなか様にはなれません(汗)。旧い映画の世界にはこういう何でもないやり取りの中に、色んなヒントが隠されているのだと実感いたします。ちなみにこの「秋日和」ですが作風自体に退屈な感じはなく、大人のユーモアが飛び交うホームコメディに仕上がっております。小津監督の作品を初めて鑑賞される方でも気軽に楽しめる一本ですよ。おくつろぎの際にいかがでしょうか。

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