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礼装は、「黒」だけではありません。batak Formal Wear

2018年06月01日

礼装と言えば「黒」と思っていませんか。実はアイテムによって「黒」以外に、グレイ、ミッドナイト・ブルー、白などがあり、さらに柄にも多様な選択肢があります。たとえば、グレイのモーニング・コート。英王室が主催する華やかな競馬イベントRoyal Ascot Race Meeting(ロイヤル・アスコット競馬)における男性向けの礼装で有名です。ロイヤルエンクロージャーと呼ばれる王室関係者席の招待客は、グレイおよび黒のモーニング・コート着用が定められています。近年、英国のロイヤル・ウエディングのような祝催系のドレスコードを見ると、グレイの礼装(主にディレクターズ・スーツ、モーニング・コート)が目立つようになりました。一方、夜の装いでも「黒」一色ではありません。夜会のムーディな灯りに映える色として考えられたミッドナイト・ブルー。コロニアルな雰囲気で着るディナー・ジャケットには白。「黒」やミッドナイト・ブルーのボトムズには、コール・トラウザーズ。白のディナー・ジャケットにはグレイのトラウザーズを合わせるのもやはり正統な組み合わせだと考えられています。準礼装にカテゴライズされるディレクターズ・スーツは、こうしたTPOによる多様な着こなしを楽しむ潜在的なパワーがあります。たとえば、コール・トラウザーズと「黒」のトラウザーズを2本あつらえてTPOで穿き分けると、婚礼ではディレクターズ・スーツになり、葬祭ではブラック・スーツにもなる2ウェイの着方が可能になります。スタイル自体は英国式ドレープ・スーツそのもので、組み合わせるネクタイも剣のあるレギュラー・タイ。着慣れない礼装にありがちな「力み」がほとんどなく、自然な雰囲気で着用できる点が魅力です。さらに、さまざまな色柄のトラウザーズを黒の上着に組み合わせれば、婚礼、祝宴、観戦、仏事、葬儀など各々のフォーマル・シーンに対してより適切な装いが可能になります。そういう意味で、batak Formal Wearではディレクターズ・スーツを今後もっとも可能性のあるフォーマル・ウエアと位置づけ、積極的にリコメンドしてまいります。ブラック・スーツ1着ですべてのセレモニーやパーティを済ませてしまう礼装の常識。もうそろそろ、改めるべきではないでしょうか。

(左)アスコット競馬でのグレイ モーニング・コート。各人ともどもコール・トラウザーズで表情を変えています。

(右)ディレクターズ・スーツ。コール・トラウザーズ、オッドベストを活用してフォーマル・ウエアに変化をつけています。

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