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当店では初めてのお取り扱い。高級服地「チャールズ・クレイトン」。

歴史があればそれでいいのか。古色蒼然たる蔦の絡まる工場を所有していればそれでいいのか。もちろん「No!」です。英国は毛織物の聖地、ハダーズフィールド周辺には1819世紀に創業した毛織メーカーが数多く操業していますが、多くの会社が経営譲渡・売買などを経ており、純粋に創業時と同じ企業風土が継承されているかどうかは不透明のようです。一方で、ここにご紹介するヨークシャーはブラッドフォードの服地商「チャールズ・クレイトン」のように30年の短い歴史でも、短いからこそポリシーを維持できており、それが製品にシッカリと反映されているケースもあります。スーパー150‘s〜スーパー200’sの高細番手糸。最新の仕上げ処理技術。新しい服地の開発。これらの持ち味を活かした新世代の高級服地を、「バタク」では今回初めて取り扱うことにいたしました。しなやかなだけのスーパー150s180sではなく、耐久性やシワの復元力にも優れる「チャールズ・クレイトン」の超細番手服地。高価格帯ですが、いいモノがほしいというお客様にオススメします。

英「チャールズ・クレイトン」160’s 4プライ

写真はネイビーのツイル地