この秋冬、ブラウンのスーツをお考えの方にとっておきの服地をご紹介します。ビンテージの「ホーランド&シェリー」シャドー・グレンチェックです。服地のスペックは、タスマニア・スーパー120’sウールwithカシミヤ、ウエイト330gです。ここまで聞くと、滑らかで繊細かつ上質な服地をイメージされると思います。ところが実際は、非常にハリ・コシのある弾力性に富んだ服地なのです。私も最初は信じられずに何度も触ってしまったほどです。まさにビンテージ・クオリティとはこの服地のこと。実際に服地に触っていただければご納得いただけるはず。色柄もビジネス・シーンで使いやすいダーク・ブラウンになり、グレンチェックの柄立ちもほとんど目立ちません。一見の価値ありのおススメ服地です。(バタク大阪 工藤) ※バタク大阪のインスタグラムはコチラ
■英「ホーランド&シェリー」スーパー120’sカシミヤ混 330g ダークブラウン/シャドー・グレンチェック
PS.映画「007 サンダーボール作戦」(1965年/英米)の中で、ジェームズ・ボンドがダークブラウンのスーツにエクリュ(生成色)のシャツを合わせています。ちなみにネクタイはダークなソリッドタイ。お見事な合わせです。劇中では、スーツ姿のほかにリゾート・スタイル(開襟シャツにショーツ姿)もバッチリ決めています。今から53年前の映画ですが、スタイリングのお手本になるのですから凄いですね。映画の内容に関しましては、、、(以下、自粛)