高級ツイードでお馴染みの英「ラヴァット・ミル」ですが、スーツ用のウーステッド(梳毛毛織)でもその底力を見せてくれました。当店が同ミルへ特別注文した非常に凝ったお品です。1930年代のヴィンテージ品質の指標でもある「20.5マイクロン」の精細な毛糸で織った服地。いわゆるスーパー100’sやスーパー140’sといった指標がない時代の最上品質を表していた指標です。現在、「ラヴァット・ミル」の通常展開からは、残念ながらこの品質・仕様は姿を消しております。色柄は3種類。チャコールブルーのシャドーヘリンボーン、同じくネイビーのヘリンボーン、そしてミディアム・グレイのオルタネイトストライプ。430gのヘビーウエイトですので、冬場のスーツのお仕立にいかがでしょうか。