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盛夏の服地、メッシュをどうぞ。

「盛夏でも涼しい顔をしてスーツを着たいんですけどね」。採寸の際、当店のお客様が言ったこの一言がスタッフを刺激してくれました。すぐさま、輸入服地商と連絡を取り、盛夏に着用できる涼しい服地はないか問い合わせました。英国で言うトロピカルのレベルを遙かに超越した、亜熱帯モンスーン気候に対応できる服地で、しかも仕立て映えがウーステッド並みのものを。旧丸の内店時代2009年に試作が始まり、3年後に受注を開始。服地の名称は「メッシュ」。ガーゼのような通気性とうたわれる涼感に優れた服地です。これをオリジナルの「バタク・クロス」化し、光沢の少ないキッドモヘアを30%弱ほど混紡。冷涼なのはもちろん、洋服の立体感をキープできるハリを実現し、夏の服地の定番として10年近くお取扱いしてまいりました。実際に着用しているスタッフは「トラウザーズのクリースが長持ちしますし、薄い芯地でもシッカリとしたスーツやジャケット、トラウザーズに仕上がります」との感想を述べています。各店舗にご用意しておりますのでご覧になってください。