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フレンチシックのすゝめ。

先日、ニュースを見ていたらパリのシャンゼリゼ通りで恒例のイルミネーションが始まったことがアナウンスされていました。しかし、ご存知の通り今年は新型コロナウイルスの感染拡大のためパリでは外出制限が続いている影響で人通りはほとんどなし。赤を基調としたライトに照らされた街路樹の美しさが妙に寂しく映っていました。私は20代の頃に冬のパリに行ったことがあり、冬の街並みや景観に感動したものです。パリの人たちにとても親切にしてもらったこともあり、パリにはいい思い出しかありません。人生リタイアしたらパリで暮らしたいと思ったほどです。コロナが収束して安心して渡航できるようになった際には真っ先にパリに行こうと決めています。ということで、今回は遠いパリに思いを馳せながら私が好きなフレンチシックのすゝめです。基本はモノトーンでのコーディネイトになりますが、モードっぽくならないのがバタク流大人のフレンチシックです。まずジャケットはブラック×ホワイトの千鳥格子。上質な素材のジャケット地はやや大柄な千鳥格子くらいが丁度良いのです。ジャケットの中に合わせるインナーはタートルネック(ハイゲージニット)のブラック一択です。ホワイトもアリなのですが、ここは男らしく見せるためにもブラックを推します。

▼ビンテージ「ドーメル カシャラックス」 ウール60%・カシミア40%  360g

ジャケットの下に合わせるトラウザーズはチャコールグレイのフランネルまたはサキソニーしかありません。ブラックもアリなのですが、チャコールグレイの方が大人の余裕を感じさせてくれます。合わせるシューズはブラックスエード一択です。ここはかなり重要なポイントです。表革のシューズを持ってきてしまうとすべてが台無しになります。ブラックスエードを持ってくることで上品さが倍加し、コーディネイトが完成します。

▼オリジナル「バタク・クロス」サキソニー ウール100% 380g

バタクではビジネススーツの他にも今回ご紹介したようなウイークエンドスタイルもご提案していますのでお気軽にご相談ください。都会的なアーバンスタイルからカントリースタイルまで幅広くご提案いたします。(バタク大阪 工藤)