良いモノはお金が掛かっています。時にコストをかけ過ぎ、廃版となる商品もあります。「ラヴァット・ミル」が製造していたヘビーウエイト・ツイードをご記憶ですか。チェビオット種のラムズ・ウールのみを使い、梳毛・紡毛の各製法で紡いだ毛糸をツイスト(撚糸)させます。非常に凝ったプロセスでつくられていたためコストが膨らみ、現在では廃版となっております。元々は乗馬のジャケット用に開発されたツイードだけあって、耐久性と独特の滑らかさがあり、600gのウエイトながら身体に馴染みやすいという特徴があります。一般的なヘビーウエイトのツイードは馴染むまでにおよそ3年。このツィードなら1年目から身体との馴染みが良く、大きめのゆったりとしたボディ胸部には美しいドレープが表れるほど、リラックスした大人の雰囲気が楽しめます。ちなみに店頭在庫は残りわずかです。
▲色柄はバタク オリジナル(グリーン系のグレナカート+ボルドー&マスタードのオーバーペン)