Blog

服地商としての「ダンヒル」は違う。

稀少性に価値を置くのか、それともその商品特性に魅力を見出すのか。英国からの服地の仕入ルートを回りながら、冒頭のような自問を繰り返しながら見つけた英「ダンヒル」の服地。一見、類似の品がありそうですが、高級服地部門でテイラー相手にビジネスを展開しているだけあり、いわゆる専売ブティックの既製服ラインとは別物の仕上がりです。その魅力としましては、現在では採用されない「旧弊な色柄」、「強撚糸+スーパー120‘sの毛糸」、「季節に則した涼感性」など非常に濃い内容を備えている点です。盛夏の服地でこれほどまでに充実した仕様を持つケースは珍しいかもしれません。できれば私がほしい服地ですが、1点しかストックしておりませんのでまずはお客様のためにご用意させていただきます。(バタク日比谷 菅野)

生地:ダンヒル グレイメッシュ

品質:ウール100% 240g

価格:ジャケット ¥132,000~