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これは秀逸、ホップサックのコットン・ブレザー。

作品とそれを作った先人たちをリスペクトして、その魅力を徹底的に研究して、手を抜かずマジメに作る。これは「シン・ゴジラ」を観たときに思ったことですが、「シン・ウルトラマン」もまったく同じ感想です。ネタバレになるので詳細は控えますが、実相寺昭雄監督リスペクトが随所に見られたことと、オリジナルに対して僭越過ぎない作風が私的に嬉しいポイントでした。それにしても、一見さんからマニアまで満足させる庵野氏には頭が下がる思いです。来春の「シン・仮面ライダー」が楽しみで仕方ありません。それに通じるところがあるのが、フォックス・ブラザーズの創業250周年記念スペシャル・ファブリックの数々です。今年は毎月、多彩な限定服地がリリースされているのですが、その内容は同社の過去のアーカイブをもとに復刻したものを中心に、往年のハリウッド俳優へのオマージュや、欧州のリゾート地をイメージしたもの、そしてダグラスCEO自身が着たいと思うものまで盛りだくさんなのです。その中でも私が驚いた服地がコットンのホップサックです。最初に生地見本が届いたときは「普通のウールのホップサックか」と思ったのですが、触ってみると「ん?」ウールでないことがすぐに分かりました。まさかと思いスペックを確認するとコットン100%とあります。これまでコットンのホップサックなんて見たことがありませんでしたので、「そうきたか!」と声が出るほど驚きました。是非、唯一無二のこの服地でブレザーをお仕立てください。着込むほどに味わいを増していくことをお約束します。(バタク大阪 工藤)

生地:フォックス・ブラザーズ ネイビー・ホップサック

品質:コットン100% 310-330g

価格:ジャケット ¥154,000~