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本当に良いものを。

ヴィンテージ服地すべて価値があるわけではありません。保存状態の良さはもちろん、当時だからこそ可能であった品質や凝った作り、現在では再現が難しい色柄などにその真価を見出すことができます。今回ご提供できるヴィンテージ服地は1970年代に織られた二品。一つはかつてハダーズフィールドで最大規模を誇ったミル「テイラー&リトルウッド(1875年創業)」。ドブクロス織機で名品を生み出してきましたが、現在は操業しておりません。控え目なグレイのオルタネート柄が一着分ございます。そして、同じくドブクロス織機で有名な「モクソン」。複雑な構成の色糸をうまく使い、目の錯覚を利用して全体色を演出する凝ったつくり。ともに1970年代という奇抜で風変わりなものが重宝された時代にあって、現代でもシックな面持ちで品良く着られるベーシックな服地です。本当に良いモノとはこういう品質を指して言うのでしょう。(バタク日比谷 長谷川)

生地:テイラー&リトルウッド グレイ オルタネイト

品質:ウール100% 360g

価格:¥231,000~

生地:モクソン グレイ ジオメトリック

品質:ウール100% 360g

価格:¥242,000~