トレンチという選択。
塹壕（ざんごう）戦という戦い方があった時代に採用された英国陸軍の防寒コートが、トレンチ・コートであることは皆さんご承知の通り。出自がそのような軍装品ですので、実物はかなりヘビーデューティなものだったでしょう。撥水および防 …
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ペパードのワードローブをお手本に。
当ブログで度々ご紹介いたしました、映画「ティファニーで朝食を」(1961年・アメリカ) 。 未だこの作品をご覧になったことがない方は、ぜひDVD鑑賞をオススメしたいと思います。鑑賞の目的は、ヘップバーンの相手役ジョージ・ …
だって、H.レッサーですから。
当店でもいろいろなヴィンテージ服地をご提供しておりますが、柄や色の好みに目をつむって仕立てていただきたいのが、英「H.レッサー＆サンズ」の服地です。「見つけたら、買え！」ではありませんが、それほど品質も雰囲気も秀逸。仕立 …
男に許された唯一の宝飾。
カフリンクスをいくつお持ちですか。貝、金、銀、石、メタルなど素材はさまざま。価格も一対で十数万円を超えるものも珍しくありません。いかがですか、男に許された唯一の宝飾品。品揃えに関しては、日本国内でも当店はトップレベル。お …
教えて！batak ディナージャケット（タキシード）研究所。
あなたにふさわしいスタイルは・・・。一口にディナージャケットと言っても、ラペル（襟型）の違いにより大別して3つの基本スタイルがあることはご存知ですね。まずは襟型が丸いショール・カラー（写真）。次にシングルのスーツと同じノ …
フォーマルである。グレイである。
ブラック・スーツに白いネクタイ。さすがに少なくなりました、この出で立ちの方（汗）。ではどうしているのか。いろいろな工夫をしているようですが、フォーマルという観点から言えばズバリ、グレイ系（シルバーにも見える）のタイがベス …
英国かぶれのイタリア人。
かつてロンドンのメイフェアに新興勢力のテーラーが林立しましたが、その多くはイタリアン・インフルエンスのカットを得意としていました。逆にイタリアには英国志向の服地マーチャントが際立った時代もありました。伊「シュミッツアー＆ …
厚手のコートが素敵です。
重く厚いコート、たとえば当店で展開しておりますクラシック・ラグランなどの野趣あふれる雰囲気は独特なものがあります。さて、7月に開始した「クラシックラグラン・コート20着限定受注」はすでに完売で受注を終了。次回は2019年 …
35℃を超えたら、コートを注文しよう。
今年の夏は異常高温だと言いますが、もうすぐ秋です。黙っていても、冬です。そして、異常寒波だと人は騒ぎ立て、それでも毎日文句を言いながら颯爽と仕事場へ向かいます。酷暑の夏にオーダーした仕立て上がったばかりのチェスターフィー …
生地ではなく、服地と呼びたい。
台所の布巾（ふきん）も、お掃除の雑巾も、汗を拭く手ぬぐいも、その布地を私たちは「生地」と呼んでいます。英語で言うなら、「ファブリック／Fabric」。アメリカでは紳士服を含め布地すべてをそう呼ぶようですが、英国の一部のテ …
