英「テーラー&ロッジ」のウール&リネン混紡服地が入荷しています。この服地、画像ではなかなか良さが伝わらないのが残念なのですが、実際に見て触れていただくとバツグンに雰囲気があるのです。混率はスーパー120’sウール50%、リネン50%のイーブン。スーパー120’sのウールを使用することでリネンの荒々しさが軽減され、リネンを50%ブレンドすることで洗練された抜け感のあるスーツスタイルに仕上がります。まさに現代風に解釈した英国パナマスーツといったところでしょうか。ウエイトは200gと軽量ですので、高温多湿の日本の気候にフィットすることも大きな魅力です。実用性とバツグンの雰囲気の両方を満たしてくれる服地になります。尚、店頭にはこの他にもヴィンテージのウール&リネン混紡服地が入荷しています。それはまた次回のブログで。(バタク大阪 工藤)
■「テーラー&ロッジ」スーパー120’sウール50% リネン50% 色:ネイビー、グレイ
PS.先日、英国の俳優アルバート・フィニーの訃報がありました。最近では「ボーン・アルティメイタム」や「007 スカイフォール」に出ていましたね。私の中でアルバート・フィニーと言えば、オードリー・ヘプバーンと共演した「いつも二人で」(1967/英)なのですが、この映画、ヘンリー・マンシーニの音楽が最高に良いのです。とにかく優しくてどこか切なげなメロディが心に沁みます。たまに店内のBGMで流れることがあるのですが、手を止めて聞き入ってしまいます。「いつも二人で」は倦怠期を迎えた方におススメします(笑)←見れば分かります