秋冬の定番人気服地であるサキソニーですが、その出自はドイツのザクセン地方で織られていたということは意外と知られていません。恥ずかしながら実は私も最近知りました。ドイツは様々な分野で独自の技術開発に長けている印象が強く、モノづくりに関しては質実剛健なイメージを持たれている人が多いと思います。私の勝手なイメージですが、シャーク地などはドイツ生まれと言われても “なるほど” となるのですが、サキソニーがドイツ生まれというのはちょっとした驚きでした。余談はここまでにして、ヴィンテージのすばらしいサキソニーが入荷してきましたのでご紹介いたします。

ヴィンテージ「スキャバル」サキソニー/ネイビー スーパー100’s カシミア混 380ｇ

もともと柔らかなタッチがサキソニーの特徴ですが、少量のカシミアをブレンドすることでさらに滑らかに仕上げています。そしてサキソニーの中ではしっかりとウエイトがありますので仕立てた際にきれいなドレープを生んでくれます。つまり仕立て映えするということなのです。そして私がおススメするもうひとつの理由がネイビーの美しい発色です。画像ではお伝えすることが難しいのですが、明るすぎず濃すぎない絶妙な色味のネイビーなのです。やはり季節感を楽しむことができる服地は良いですね。是非、店頭でご覧ください。こちらの服地はバタク大阪でのお取り扱いとなります。(バタク大阪　工藤)

追伸、楽しみにしていた「トイ・ストーリー4」見てきました。このシリーズは本当に良くできていて「3」で見事に完結したはずなのになぜ「4」を作ったのか謎でした。今作の評価はこれまでにないほど賛否両論に分かれて否定的なレビューが目立っていたので少々不安だったのですが、私としては大満足の「4」でした。確かにこれまでの3部作とは明らかに違います。特に結末なんてこれまでのパターンとは真逆なのです。でも私は本当に良い結末だったと思いますし、おそらくもう一度見に行くと思います。