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今月のお仕立て上がり例。

「ドーメル」の〈タウンテックス〉という、1970年代に人気を集めた服地で仕立てた一着です。時代背景もあり、今では考えられない色糸の構成が目を惹きます。ファンシーヤーンと聞いて、シニアの方なら「オヤ!」と思うかもしれません。ベージュ、オレンジ、グリーン他の多彩な糸(杢糸)使いはまるでツイードのようです。この一世を風靡した色柄服地を使って当店のオリジナル ドレープ・カットでお仕立ていただいたスーツがコレ。’70年代というエキセントリックなセンスをクラシックなドレープ・カットで料理。時代を交差したおもしろさは、趣味性の強いお仕立てを好まれるカスタマーにとって、オーダーの醍醐味のひとつと言えるのかもしれません。その他、今がご注文のちょうど良い時期でもある、ツイード・ジャケットやフランネル・ジャケットのお仕立て上がり例を2着掲載いたします。

オフを楽しむジャケットのご注文なら「カイノック」のカシミア混フランネルがオススメです。お客様の体躯を細かく洞察したテーラーリングがもたらす、ひときわソフトな風合いは休日着にふさわしい着心地を提供してくれます。

英「ラヴァット・ミル」の定番のひとつ、グリーン×ウインドペンのチェビオット・ツイード。パッチポケット仕様ですので、荷物やお手回りの小物をたくさん入れてシルエットをわざとクズした着方がリアルで素敵です。セーターの上に羽織ったり、寝間着の上に重ね着したり。生活のあらゆる場面をお洒落に変えてくれるジャケットです。