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映画はいちばん身近なお手本です。

往年の名作映画に影響を受けて洋服に興味を持たれた方も多いと思います。私の場合、子供の頃にテレビの洋画劇場で見たスティーブ・マックィーンやアラン・ドロンのカッコ良さに憧れて洋服に興味を持ったのですが、スーツに限って言えば、やはりジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)が原点です。子供でしたので “ミニマル” や “アンダーステイトメント” を理解するはずもありませんが、スーツ姿で活躍するジェームズ・ボンドを見て、スーツの着こなしが自然と頭に刷り込まれたことは間違いありません。その後、マルチェロ・マストロヤンニやケーリー・グラントを知るようになるのですが、共通しているのはシンプルな着こなし。そうです、アンダーステイトメントに徹していることです。そして、お手本となる映画俳優たちが好んで着用していたスーツのひとつにシャドー・グレンチェックがあります。チェックの柄立ちが控えめなので遠目からは無地にしか見えませんが、近くで見ると織柄が分かる服地です。人に上品な印象を与え、大人の余裕を感じさせるスーツです。シンプルに着こなすことで絶大な効果を発揮することをお約束します。今回ご紹介する生地3点はすべてシャドー・グレンチェックになります。トップ画像の「バタク・クロス」は私も着用しています。(バタク大阪 工藤) ※グレンチェックに関してはコチラもご覧ください。

生地:バタク・クロス ライトグレイ

品質:ウール100% 300g

価格:スーツ ¥135,300~


生地:ハリソンズ チャコールグレイ

品質:ウール100% 300g

価格:スーツ ¥157,300~


生地:ダグデール・ブラザーズ チャコールグレイ

品質:ウール100% 340g

価格:スーツ ¥179,300~