ビンテージ、あります。
お客様がビンテージの服地でスーツやジャケットを仕立てたい、と思ってもいったいどこへ行けばいいのか迷うところでしょう。かつては「羅紗屋(らしゃや)」というテーラー向けの服地を扱う小売店などが多く存在し、普通にビンテージ服地 …
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サマージャケットの必要性。
ハリソンズの三者混サマーファブリックでお仕立ていただいたアンコンジャケットをご紹介します。落ち着いたブルーの色味と素材感が相まってラグジュアリーな雰囲気を漂わせています。やはり夏のブルーはいいですね。明るめのグレイのトラ …
季節とネクタイの関係。
初夏が訪れ着衣が軽くなる今日この頃、貴殿におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。さて、そんな季節の変動期、到来するシーズンを楽しみたい、という方はネクタイを使ってシーズン・チェンジを表現されているようです。今シーズンの …
普通のスーツは心地好い。
自信を持ってお勧めできる平織りの合服地といえば、フォックス・ブラザーズの「フォックス シティ」、スミス・ウーレンズの「アバカス」、そして今回お仕立て上がりをご紹介するハリソンズの「フロンティア」です。いずれも抜群のハリと …
引き算は素敵です。
注文服を着ていると、知人や友人から｢こだわってるね」と言われたりしませんか。この言外には「そこまでしなくても」とか「無理していませんか」と言った意味合いも含まれているように聞こえます。でもですね、ちょっと待ってください。 …
今、ウール＆リネンが熱い。
5/1付のブログでも書きましたが、世界的にリネンが熱いようです。これまでと少し違うのはウール＆リネンの勢いが凄いということ。その理由は、ウール＆リネンは着こなしの幅が広がるという大きな利点があるからです。タイドアップする …
男の、旅装。
カメラに収められているのは避暑地の空港へ降り立ったばかりの紳士たち。ウィンザー公やフランク・シナトラ。旅先は違えど、モノクロームの写真の奥には例に漏れず旅客機。バハマでしょうか、ジャマイカでしょうか、はたまた地中海沖のリ …
再考、モヘアのスーツ。
私の場合、春先から5月にかけて登板回数が多いのがモヘア混のスーツです。気候も暖かくなり、街並みも明るくなり、太陽の日差しが心地よく感じられる季節にモヘアのスーツがよく映えるからです。清涼感のある風合い、ドライタッチの手触 …
超・高級服地。
高級服地にカシミヤ混紡のウーステッドがありますが、その混紡率はきわめて少なく1%～3%といったものです。これは風合い調整のためにブレンドされるもので、タッチの良さや高級感を醸し出します。カシミヤ以外でも超高級服地を狙った …
