なりたい自分を、考える。 ビートルズの作品に「Let it be」という有名な楽曲があります。直訳すれば「ありのまま(の自分がいい)」「つくろわない(姿がいい)」というような意味合いでし… 2022.06.9 Column
大人なら、パフをさりげなく。 ポケットチーフの挿し方として「パフ」ほどクラシックで優雅なスタイルはありません。起源を辿れば中世の典雅な時代に流行したそうですが、そんなヒストリーを他所に今の時… 2022.03.3 Column
きりっと、TVフォールド。 ▇ 実用品から服装品へ。 ダークカラーのスーツには、白かアイボリーのポケット・チーフを挿すことで、ひとつの普遍的スタイルが完成します。なかでも、白い麻のポケット… 2022.02.10 Column
スーツを着るのは誰ですか。 ▇スーツは消滅するのか これからの世代は、スーツを着なくなる。リモートワーク、ウイルス感染等を背景に、今般よく話題となるテーマです。ではスーツをはじめとした紳士… 2022.01.3 Column
スーツを着た大統領。 アメリカの政治家が服装などによるイメージ戦略の有効性に気づいたのは、1960年JFKとニクソンの大統領選挙戦が端緒だと言われています。あまりにも有名な逸話だけに… 2021.10.28 Column
クルマと洋服の向こうに。 ここ数年、男性服の世界とカー・デザインには共通の現象があるように思われます。成熟社会がもたらすクラシシズムへの傾倒です。大人の美学の追究や往年のデザインが持つ文… 2021.07.1 Column
ミッドセンチュリー・ドレイプ。大人の1950年代 〜映画「イタリア旅行」を観て気づいたこと〜 「イタリア旅行/ Viaggio in Italia(’54年)」という何やら楽しげなタイトルの映画をご存知でしょう… 2021.05.13 Column
ここは、みゆきストリート。 「バタク日比谷」の前を東西に走る街路があります。日比谷公園から旧築地市場へ抜けるおよそ1.2kmの道のり。銀座の中心を貫く幅約9mの都道。外堀通り面した帝国ホテ… 2021.03.26 Column
20世紀最高のスーツ。 GQ誌により20世紀における最高のスーツであると賞賛されたのが、映画「北北西に進路を取れ」で主演のケーリー・グラントが着たあのスーツです。映画業界・ファッション… 2021.02.6 Column
続く、テイラーリングの発想。 いわゆる戦後生まれのベビーブーマーが支えて来た、集団消費社会が完全に終わろうとしています。渇きにも似た消費欲求を持つ世代はすでに年金生活者となり、その面影は遠い… 2020.09.17 Column