引き算は素敵です。 注文服を着ていると、知人や友人から「こだわってるね」と言われたりしませんか。この言外には「そこまでしなくても」とか「無理していませんか」と言った意味合いも含まれ… 2023.05.25 Column
撮影後はコネリーのもの。 つい昨日まで大型トラックの運転手をしていた労働者階級の男、と揶揄されてきた初代ジェ—ムズ・ボンド役のショーン・コネリー。デビューに際して監督のテレンス・ヤングか… 2023.01.4 Column
日本のビジネスマンにこそ。 ターン・バック、ボンド・カフスなどとも呼ばれている変則的なカフス。この一風変わった袖が、初期ボンド映画ではジェームズ・ボンドのアイコンとして描かれていました。こ… 2022.08.11 Column
書評「テーラーより愛をこめて」 ピーター・ブルッカー/マット・スペイザー著 モダナイズされたサヴィル ロウを語る時代の節目で、「モッズ」や「カーナビー」といった’60年代スタイルの研究やレポートは取り組みも幅もどちらかと言えば限定された… 2022.07.14 Column
なりたい自分を、考える。 ビートルズの作品に「Let it be」という有名な楽曲があります。直訳すれば「ありのまま(の自分がいい)」「つくろわない(姿がいい)」というような意味合いでし… 2022.06.9 Column
大人なら、パフをさりげなく。 ポケットチーフの挿し方として「パフ」ほどクラシックで優雅なスタイルはありません。起源を辿れば中世の典雅な時代に流行したそうですが、そんなヒストリーを他所に今の時… 2022.03.3 Column
きりっと、TVフォールド。 ▇ 実用品から服装品へ。 ダークカラーのスーツには、白かアイボリーのポケット・チーフを挿すことで、ひとつの普遍的スタイルが完成します。なかでも、白い麻のポケット… 2022.02.10 Column
スーツを着るのは誰ですか。 ▇スーツは消滅するのか これからの世代は、スーツを着なくなる。リモートワーク、ウイルス感染等を背景に、今般よく話題となるテーマです。ではスーツをはじめとした紳士… 2022.01.3 Column
スーツを着た大統領。 アメリカの政治家が服装などによるイメージ戦略の有効性に気づいたのは、1960年JFKとニクソンの大統領選挙戦が端緒だと言われています。あまりにも有名な逸話だけに… 2021.10.28 Column
クルマと洋服の向こうに。 ここ数年、男性服の世界とカー・デザインには共通の現象があるように思われます。成熟社会がもたらすクラシシズムへの傾倒です。大人の美学の追究や往年のデザインが持つ文… 2021.07.1 Column