リゾートへ行こう、とジャケットが囁く。
いまでこそ、公式な場やビジネスのTPOとしては、スーツやフォーマル・ウエアが上下同素材であることに異を唱える人はいません。しかし、スーツが登場してくる1800年代の半ばまでは、上下別素材こそが格式のある服装だったと言いま …
いまでこそ、公式な場やビジネスのTPOとしては、スーツやフォーマル・ウエアが上下同素材であることに異を唱える人はいません。しかし、スーツが登場してくる1800年代の半ばまでは、上下別素材こそが格式のある服装だったと言いま …
ここ数年、フランネル服地を牽引役に多くのホワイトカラーのビジネスマンを心酔させているのが、英「フォックス・ブラザーズ」です。非常に控え目ながら豪奢な雰囲気を醸す、フランネル服地を得意として来た同社が再評価されているのはご …
まだデッドストックの服地で仕立てたことはない、というお客様にご案内したいお品があります。仏のマーチャント「ドーメル」社のモヘア・ウール系のもので、同社の名を世界に知らしめた革新服地〈TONIK®〉です。オリジナルのリリー …
ウール・フランネルで絶大な支持を集めている英国「フォックス・ブラザーズ」から、2019ニューコレクションがリリースされました。その中より店頭在庫としてイチオシしておりますのが、春にふさわしい平織り服地と通気性に着目した強 …
着る機会が多い人でも年に10数回ほど、というのがディナー・ジャケット(米国流の呼称はタキシード)です。だからでしょうか、既製品やレンタルで十分だという多くの方の意見もあります。しかし、その少ない機会こそ、人脈をつくり、チ …
高級ツイードでお馴染みの英「ラヴァット・ミル」ですが、スーツ用のウーステッド(梳毛毛織)でもその底力を見せてくれました。当店が同ミルへ特別注文した非常に凝ったお品です。1930年代のヴィンテージ品質の指標でもある「20. …
首まわりの服装品で、男が唯一仕事で着用できるのがフォー・イン・ハンド、すなわちレギュラー・タイです。一方、当初は競馬観戦に集う貴族の装飾品として首に巻いたのが、アスコット・タイ。アスコット競馬場に由来し、フォーマル・ウエ …
バタクでは、お客様のご注文に応えるためにテスト・テーラリングを行っております。実際に仕立てることで、洋服がイメージしていたカタチになるかを型紙、縫製、服地において細かく検証する作業です。その検証プロセスで一番重要な役割を …
とてもいいコート服地が見つかりました。上等なカシミア繊維にビキューナをブレンドした超贅沢なお品です。ビキューナはご承知の通り、南米高地に生息するラクダ科の動物で、その体毛の柔らかさ、希少性は幻の繊維とまで言われています。 …
タッターソールのウエストコート(ベスト)をお持ちですか。ツイードを愛好されている方なら、定番の組合せとしてすでにお持ちかもしれません。このタッターソール柄、ツイードだけでなくフォーマル・ウエアのワンアイテムとして着用され …