小規模だからできること。
バタクが今、もっとも注目している服地およびミル(織物工場)についてお話ししたいと思います。「ジョン・キャヴァディッシュ」。英国の中ではとりわけ後発と言っていいミルです。創業は、1988年。英国の服地業界においてこれほどま …
バタクが今、もっとも注目している服地およびミル(織物工場)についてお話ししたいと思います。「ジョン・キャヴァディッシュ」。英国の中ではとりわけ後発と言っていいミルです。創業は、1988年。英国の服地業界においてこれほどま …
本年もよろしくお願いいたします。さて、今年の第一報は春の新入荷服地の情報からお伝えいたします。あの、ロンドンのマーチャント(服地商)が再び世界の市場へカムバックしています。「WAIN SHIELL/ウエイン・シエル」です …
フォーマル・ウエアは特別な日に着用する服。タキシードやブラックのディレクター・スーツ、ウェディング・スーツなどに対して、誰しもがそんな考え方をお持ちではないでしょうか。確かに、モーニングや燕尾服(テイルコート)となれば特 …
英国やアメリカから欧州大陸を概観するときに、「コンチネンタル(大陸的な)」という言葉がよく使われました。こと英国から欧州大陸を見据えたとき、そこには特別な意味があることをご存知でしょうか。 フランスやイタリアといったラテ …
ドレープスーツと聞いて、「?」と思われる方、ロンドン・カットと言えばお判りでしょうか。ロンドン風の仕立て・裁縫技術でもあり、長い時間を経て伝承されて来たスーツ・スタイルとも、カッティングとも言えるものです。 …
⬆️身体のラインに沿わせた、かつてのサック・スーツ。いわゆるアメトラのイメージとはずいぶん違います。 「サック・スーツ」についてご存知の方は多いかと思われます。しかし、このスーツ・スタイル、な …
仕事で着るためにスーツを購入する、という人はスーツ購入者(オーダーを含む)の約9割に及びます。就活においてはもちろん100%です。ビスポークの市場も同様のニーズで成り立っています。ネイビー系やグレイ系のスーツ・オーダーが …
ロンドンのサヴィル・ロウについて、もはやこのブログで説明する必要はないのかもしれません。その歴史や著名なテーラーについては雑誌や書籍に繰り返し記されていますし、現地を訪れている方もいるでしょう。したがって、ここではサヴィ …
3ピースにするか、それとも2ピースにするか。スーツを注文する際には必ずどちらかを選択します。その時の尺度あるいは基準となる理由や理屈はなんでしょうか・・・。 スーツの成り立ちから言うと、源流に3ピースがあり、2ピースはそ …
日本の男性洋服の骨組みを作り上げたという意味で、アイビー・ルックが果たした役割は絶大なるものがあります。いまだに、その骨組みは継承され、揺るぎない世界観を持ち続けているというのも驚きです。ビスポークの世界においても、アイ …