Blog

小粒ながら、英国流儀に頑なです。

グローバル化へと向かう、英国製有名マーチャントやミルの服地には今ひとつ魅力を感じない、というお客様にいかがでしょう。英国服地のメッカ、ハダーフィールドで操業している服地会社の中でも、愚直なまでに英国品質を押し通そうとしている小規模マーチャント「グローブス&リンドレー」のお品です。現在は、「スコフィールド & スミス」傘下のマーチャント部門となり、服地の耳にも「スコフィールド & スミス」の名が印されていますが、モノづくりの精神は「グローブス&リンドレー」流を頑なに貫き通しております。同ブランドのバンチ〈ウエストミンスターⅡ〉に収録されている320g〜360g・約80種の服地に触れれば、それが事実であることを容易に判断できるはずです。「英国の良心」と言っても過言ではない「グローブス&リンドレー」。服地の耳には、「メイド・イン・ハダーズフィールド イングランド」の文字。ハダーズフィールド産であることを誇らしげに語る、同社の姿勢が読み取れます。

 ▇ グローブス&リンドレー/Gloves & Lindley