新規コラムを公開しました。
ケーリー・グラントのスーツについて新規コラムを公開しました。
GQ誌により20世紀における最高のスーツであると賞賛されたのが、映画「北北西に進路を取れ」で主演のケーリー・グラントが着たあのスーツです。映画業界・ファッション業界のみならず、スーツを日常着とするビジネスマンの世界でもこ …
かつて英国の首都ロンドンには、さまざまな服地商(マーチャント)が軒を連ねていました。メーカーをまたいで品揃えで勝負する会社、ニッチとも言える同種類の服地だけを徹底して揃えた専門店がありました。その後者に位置するのが「W. …
開店当初、日比谷店の入り口で入店を躊躇されるお客さまがいらっしゃいました。それというのも入り口の扉を開けると、着分の服地だけが左右の棚に陳列されており、あたかも高級生地専門店のような雰囲気を醸していたからだということでし …
先日、フランスの女優ナタリー・ドロンさんがお亡くなりになりました。ナタリー・ドロンさんと言えば「個人授業」(仏・1968)なのですが、私は思春期にこの映画をテレビで見て年上の美しい女性に強い憧れを抱くようになったのは今で …
今冬最後の「アクアロック」が店頭に入荷しました。英国のロイヤルネイビー・サープラス アイテム(既製品)として人気のあるコートですが、バタクによるその完成度は傑出していると自負しております。ロンドンで買い集めた「アクアロ …
今回は私がこの冬に新調したツイードの3ピース・スーツをご紹介させていただきます。今後の参考にしていただければ幸いです。昨年の夏にツイードでスーツを仕立てる旨をこのブログで書いていたので覚えている方もいらっしゃるかも知れま …
そろそろ早春〜初夏にかけての注文納期や服地(綿、リネン、モヘアなど)が気になる頃かもしれません。そこで、日比谷店から耳寄りな情報です。かつてアイリッシュ・リネンの名品として位置づけられた「モイガシェル・リネン」をご存知で …
ドーメル社の「リブテックス」をご存知でしょうか。1950年代中頃に同社が発売したダブル・クロスの服地になります。タテ糸・ヨコ糸を双糸にして撚りをかけて重なり合うように織ることで滑らかさと弾力性を両立させたのが「リブテック …
ヴィンテージ服地と言っても、’70年代のストック品は異質だと思われる方が多いようです。ご年配の方なら、時代がエキセントリックに傾いた若者文化の産物をイメージするかもしれません。しかし、「あるところには、ある」。’70年代 …