小粒ながら、英国流儀に頑なです。
グローバル化へと向かう、英国製有名マーチャントやミルの服地には今ひとつ魅力を感じない、というお客様にいかがでしょう。英国服地のメッカ、ハダーフィールドで操業している服地会社の中でも、愚直なまでに英国品質を押し通そうとして …
グローバル化へと向かう、英国製有名マーチャントやミルの服地には今ひとつ魅力を感じない、というお客様にいかがでしょう。英国服地のメッカ、ハダーフィールドで操業している服地会社の中でも、愚直なまでに英国品質を押し通そうとして …
「最高を目指す人は、最高のモノを好む」とは、ある高級車ディーラーを経営している方から拝聴したお話です。ビジネスの一線で成果を上げている方は、クルマを購入する際にいろいろな車種バリエーションを比較吟味せず、気に入ったブラン …
英「スミス・ウーレンズ(服地商)」と言えばバンチは「ボタニー」です。英国らしいクラシックな色柄、シワの復元性が高い服地特性。バタクでは代官山時代からメインの服地のひとつとして取り扱ってまいりました。ジーンズに喩えると、リ …
久しぶりに(英)アーサー・ハリソンのフランネル「2080 HARRISONTEX」が入荷しました。お色はダークネイビー、柄はチョークストライプ。ストライプのピッチ幅が約6ミリと狭く、柄立ちも控えめですのでビジネスシーンで …
シャープな雰囲気のウーステッド(梳毛毛織/そもう けおり)に比べ、起毛服地であるウーレン(紡毛毛織/ぼうもう けおり)、なかでも「フランネル」(※1)は、輪郭のぼやけた暖かみのある素材感が魅力です。近年、ビジネス・スーツ …
今年もコチラの服地をご紹介する季節になりました。(英)ブリスベン・モスの「キーツ」です。やや大きな畝が特徴のコットンツイル地になり、デニムに負けないくらい丈夫で強い服地です。以前よりツイードの下に合わせるトラウザーズとし …
若い頃の夢や憧れを持ち続け、その想いをオトナになって実現している人をしばしばお見受けいたします。流行や周囲の空気を読むようなことにはまったく関心がなく、自分の信念を疑わず、よそ見もしない。そういう方を見ていると、清々し気 …
オーヴァーコートの着方について非常に参考になる名作映画といえば、「第三の男/The Third Man(1949)」を筆頭に挙げる人は多いかもしれません。主演のジョセフ・コットンとオーソン・ウエルズが着る印象的なチェスタ …
オーヴァーコート用あるいはトラウザーズ用の紡毛服地に、ローデン・クロスがあります。ローデン・クロスとは、オーストリアのチロル地方(ヨーデルで有名な)で織られていたウールの縮絨(しゅくじゅう)素材です。現在では、チロリアン …
マーチャント、すなわち服地商あるいは織物商というビジネスは在庫リスクと常に向かい合う難儀な商売なのです。需要を予測して、ある色柄・素材の服地を織物工場(ミル)に注文しても、買い手が付かなければそのまま在庫になります。在庫 …